みんなの間違いは、目上の人から教わった「常識」によって、自分が悪くもないのに反省してしまうこと。
我慢を止めて、自分に寄り添うと、原因不明の病も治る
最近、私の周りには偏頭痛で悩んでいる人が何故か多いのです。
しかも、原因不明で、病院に行っても一向に治らないという人ばかり。
そこで、ちょっと病気の話をしますね。
「病は気」からと言うけれど、自分の気持ちに寄り添うと、病がなくなってしまうという例をたくさん見てきました。
そして、その度、一人さんに病の原因を教えてもらってきました。
この場を借りて皆さんとシェアしたいと思います。
まず、原因不明の偏頭痛は、目上の人から抑圧されている人が多いんです。
親とか、上司とか、先生とか、自分より立場が上の人に我慢しているんですね。
そういう人って、上司や先生が嫌なのに、「嫌だとは思ってはいけない」と思っているんです。
ここに問題があるわけで、本当は「嫌だ」と思っていいのです。
「わかるよ、あの人嫌だよね。辛いよね」って、自分に寄り添ってあげるといいんです。
これが最大の治療法です。
気持ちに素直になると、頭が痛いのも一気に消えていくんです。
私の講演会にいらした方で、右の腕に包帯をしている女性がいました。
聞けば、腱鞘炎とのこと。
職業聞くと、会社の社長さんのよう。
そこで「もしかしたら、部下の女性で嫌だな、困ったなっていう人いる?」と聞くと、「あっ、確かにいます!」。
まさに部下の女性に手こずっていたのです。
そこで、「部下のことを嫌だと思っていいし、それは悪いことではないよ」と伝えました。
自分のハートに逆らって、嫌だっていう気持ちを抑えてはダメなんです。
「本当にムカつく!」そう思う自分の気持ちを許せばいいんです。
なんと、彼女は自分を許した瞬間、痛みが和らいだのです。
そして、手術するしか治らないと言われていた痛みが、何事もなかったように消えたんです。
すごいでしょ?
ちなみに、手の痛みが治らないというのは「手先の人」、つまり部下や目下の人に対して、嫌な思い思って我慢しているということです。
そして、右側の病は女性が原因、左側男性が原因の場合が多いのです。
もう一つ例をあげますね。
あるバスツアーで、左耳が聞こえないという方と、隣同士になったことがあります。
彼女はしばらく前から、左耳が聞こえなくなったそう。
原因がわからず困っていました。
そこで「間違っていたらごめんね、誰か男の人で、口うるさい人がいて、悩んでいない?」と聞くと、「何でわかったんですか?」と驚かれたんです。
私は彼女、「あなたがその人の話を聞きたくないから、耳が聞こえなくなったのかもしれないよ。その人の話なんか、まともに聞かなくていいんだよ」と伝えました。
彼女がすべきなのは、嫌な人の話を聞かないこと。
「嫌だからやめて」と言ってもいいし、「うるさいな」って思ってもいい、その人から逃げてもいいんです。
方法はいろいろあります。
とにかく、「うぁ、また始まった、聞きたくないな」など嫌な人に対しての受け取り方を心の思うがままに、変えることなのです。
この話をしただけで、なんと彼女の耳が聞こえるようになったんです。
みんなの間違いは、目上の人から教わった「常識」によって、自分が悪くもないのに反省してしまうこと。
目上の人は大切にすべきですが、納得できないのに従うことはありません。
嫌なことを無理してやると、体に出てしまうことがあるんです。
「嫌なことは嫌だ」と自分のハートをストレートに受け止めること。
目上だからとか、親だからとか、部下だからとか関係ないんです。
それがわかると、病気も治ることがあるのです。
体が嫌だと訴えていることに気づいてあげてください。
自分の本当の思いをわかってあげることが大切です。
「気持ちが痛み」に出るというのは、子供でも同様です。
特に、子供は自分の気持ちをうまく伝えられない分、体に顕著に出ることがあります。
学校に行きたくなくて、お腹が痛くなったり、喘息になったりするのも一例と言えますね。
もちろん、全ての人に当てはまるわけではありません。
病院で診てもらって、原因がある人は、きちんと治療する必要があります。
ただ、原因がわからない、治療をしても治らないという場合は、一度自分の気持ちに寄り添ってみてください。
何かを我慢しているのかもしれませんよ。
今、上手くいけば嫌なことは感謝に変わる
人って、何かうまくいかないことがあると、誰かのせいにしたくなくなっちゃうものです。
その原因がはっきりしない時は、どうしても親や身近な人に対して、不満に思う傾向があります。
辛い時優しくしてもらえなかったとか、忙しくしている時に手伝ってくれなかったとか、小さい時経済的に苦労したとかね。
そんな思いが、時々心の中で顔を出したりするものです。
だけど、うまくいっちゃえば、そんなことは、すべて忘れてしまうのです。
逆に、苦労したことや嫌なこともありがたく思えてきます。
だから、まずは自分がうまくいくことなんです。
うまくいきさえすれば、「親のおかげで、こんな自分になれた」って思えるようになります。
不思議なのですが、気持ちが180度変わってしまうんです。
では、ここで税理士の真一さんの話をしましょう。
真一さんの父親は職人で、雨が降ったら仕事はなく、家計は常に苦しい状態でした。
さらに、父親はお酒を飲みすぎ、アルコール中毒に。
母親に暴力を振るうようにもなりました。
高校2年生まで勉強どころではありませんでした。
ただ、進路を考えた時、父親の姿を見て「親父とは同じにはなりたくない」と改めて思ったそう。
高校3年でもう勉強して、働きながら通える大学へ入学しました。
家を出て独り立ちし、さらに勉強を重ね、税理士になったのです。
「親父のようになりたくないから、必死に勉強することができたんです。
もちろん、働きながら学校へ通うのは大変だったけど、自分のやりたい道を自分で決められたのは、家庭環境のおかげ。
そう考えると、親父に感謝です」
自分がやりたいと思った税理士として、仕事もプライベートも充実している真一さん。
今が幸せだから、親にも感謝できるんですよね。
今、うまくいっていれば、今、楽しく暮らしていれば、今、幸せな気分でいるならば、嫌な思い出も、不思議と「ダイヤモンド」に変わっちゃうのです。
ただし、うまくまとめていくためには、苦労も辛抱もいりませんよ。
何度も言いますが、今は「ふわふわ」の時代。
「楽しくて、軽くなる考え方」と、良い波動さえあれば、絶対うまくいきます。
それから、もう一点、今うまくいっているなら、「これからは、今以上にうまくいく」って思ってください。
「こんなに幸せで、大丈夫かな?」「幸せすぎて怖い」などと決して言わないでくださいね。
「幸せはいつまでも続く」「もっともっと幸せになる」「幸せはが加速する」そう思うことが、幸せを持続させる秘訣なのです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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