コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斎藤一人さん 人の長所を褒めると周りが大好きな人ばかりになる

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褒めれば褒めるほど

人生が好転する不思議

 

人の長所を褒めると周りが大好きな人ばかりになる

人を褒めると自分も相手も上気元になる


「白光の誓い」の中で一番効果が高かったのが「長所を褒めるように努めます」でした。

その当時、指圧治療院をやっていた私は「〇〇さん、今日も素敵ですね」とか「いつもいい感じですね」と来る人来る人を褒めるようにしたのです。

すると「恵美ちゃんに会うと元気になるんだよ」とか「恵美ちゃんに会う日がいつも楽しみなんだよ」と言って、私に会いたがってくれる人がだんだん増えていきました。

それが私にはとても嬉しくて、「次に会ったらなんて褒めてあげよう」と考えるだけでワクワクし、上気元になるのでした。

人の悪い所が全く気にならなくなった

人のことを褒めよう、褒めようとしていると、だんだん人に対する見方が変わってきました。

今までは人の欠点とか、悪い所がすごく気になっていたのに、「長所を褒めるように努めます」を実践しだすと、それが全く気になりました。

さらに「人の悪口は決して言いません」という言葉と相まって、その人の良いところばかりが見えるようになっていきました。

そして気づいたら、自分のまわりが大好きな人ばかりになっていたのです。


長所を褒めるようにすると仕事のアイデアの質も激変した

この「長所を褒めるように努めます」という視点は人間関係だけではなく、経営にもすごく役に立ちます。

まず人を指導する時も、悪いところを指摘してた出すことよりも、いいところを褒めて伸ばすことに重点を置くようにします。

そうすると人は生き生きと働きだし、自分から悪いところも積極的に改めるようになるのです。

さらに、仕事のアイデアの質も変わってきます。

それまでは「この商品はココが悪いから売れない」とか、「このお店は立地が悪いからお客さんが来ない」と言ったように、悪いところばかりが気になって、否定的な発想ばかりしていました。

それが「この商品はここがいいから、こういう風にしたら売れる」とか、「このお店は入ってもらえると良さが分かるから、中に入りやすい工夫をしよう」といったように、前向きで発展的なアイデアが出るようになったのです。

結局、人も物も場所も、みんな役に立つことを願っています。

だから、褒められるといいところが引き出されて、さらに活躍することができるのです。

 



「国」「物」「命」を褒める「三褒め」で最高の毎日を送る

 

国を褒めるとその地の神様が味方する

「長所を褒めるように努めます」を実践して大成功した私は、さらにその範囲を「目の前の人」だけにとどまらず、「三褒め」と称して三つのことを褒めるように努めました。

その一つ目は「国褒め」です。

「国褒め」とは、自分の住んでいるところに感謝し、褒めるということです。

私たちは日本に住んでいるので「日本は平和で治安も良く、いい国だなぁ」とか、思いつくことを声に出して言います。

また、自分の出身地や住んでいるところも褒めます。

さらに旅行や出張で訪れた地も、必ず褒めるようにしています。

私は仕事で日本全国に行きますが、最近では海外での仕事も増えました。

その時に訪れた国を必ず褒めるようにしています。

するとその地の神様が味方してくれて、仕事がスムーズに行ったり、人との良い出会いに恵まれたりするのです。



「物褒め」を実践すると最大限の力を発揮してくれる

次は「物褒め」です。

活躍しているスポーツ選手は必ずと言っていいほど、道具を大切にします。

その手入れの他人任せにするのではなく、自分でします。

一見、専門の業者に頼んだほうが効率的で良さそうですが、一流の選手は皆、道具を愛して大切に接すれば、必ずそれに応えてくれることを知っているのです。

それと同じで自分の周りの「物褒め」をしだすと、物の大切さが分かるだけではなく、その物も活かされ、最大限の力を発揮してくれるようになります。


カミソリなら「いつもよく切れて偉いね」と褒めながら使うと、通常よりも3倍ぐらい長持ちしますし、車なら「よく走って偉いね」と褒めていると故障もなく、快適なドライブをすることができるのです。


「命褒め」で感謝の念が湧いてくる

最後に「命褒め」です。

私たちが食べているのは全て命です。

動物や食物などの命をいただいて、私たちは自分たちの命を繋げているのです。

そう考えれば、食事をするときに自然と「いただきます」という言葉が出ますし、せっかく頂いた命を「美味しいね」っとを言って食べれば、その命も喜びます。

犬や猫に「可愛いね」といえば、その気持ちを感じて喜びますし、食物に「綺麗だね」と言えば伝わります。

大きなクジラから目に見えない小さな微生物まで、全ての命がつながって、この地球は成り立っています。

そして私も尊い命を持ったこの地球の一部であり、相手も同じく尊い命を持ったこの地球の一部なのです。

そう考えれば、自然と感謝の念や尊敬の気持ちが湧いてきますよね。



「いい感じですね」は、いつでも、どこでも、誰にでも通用する最強の褒め言葉

私がタクシーの運転手を褒める三つの理由

私はタクシーをよく利用します。

タクシーは私にとって移動の手段であり、「人を褒める訓練の場」でもあるのです。

私はタクシーに乗ったら必ず運転手さんを褒めるようにしているのですが、これには三つの理由があります。

一つ目は、目的地に行くまでの短い時間ですが、その間だけでもお互いに気持ちよく時間を過ごしたいからです。

二つ目は、褒めるとどんなに荒っぽい運転をしている人でも、安全で快適な運転をしてくれるようになるからです。

そして三つ目は、これは後でまた詳しく説明しますが、出会う人、全ての人の幸せを祈っているからです。

それで実際にやっていると、いろんなタイプの運転手さんがいて、「こんなに素晴らしい人を褒める訓練の場はない1」ということが分かって、最近ではタクシーに乗ったら運転手さんを褒めないと、タクシーに乗った気にならないというぐらい、習慣化しました。

人は褒められると「いい感じの人」を演じるようになる


当然のことですが、タクシーの運転手さんにも様々なタイプの方がいらっしゃいます。

ごめん運転がすごく上手な方や、話がとても面白い人、細やかな気遣いをしてくれる人など、こういう人は「褒め甲斐」があります。

でも中には「どこをどう褒めようか」と困ってしまう人が、たまにいるのです。

例えば、ものすごく暗い運転手さん。

こちらが行き先を言っても暗く小さな声で「・・・・・・はい」。

こちらが、「運転手さん、分かりますか?」と聞き返しても、また暗く小さな声で「・・・・・・はい」と答えるばかり。

でも心配は要りません。

こんな時には魔法の言葉があります。

それは、「いい感じですね」です。

この時も私はすかさず「運転手さん、なんかいい感じですね」と言いました。

すると運転手さんはびっくりして「初めて言われました・・・・・・」と言います。

私は心の中で「そうだろうな」と思いながらも、続けて「すごくいい感じですよ。なんか、癒し系ですし」とさらに褒め言葉を加えます。

「いい感じですね」と言われたら、誰だって悪い気はしません。

それだけではなく、言われた人は褒めてくれた人の言葉を裏切らないように「いい感じの人」を演じるようになるのです。

実際にこの時も、運転手さんは私が降りる時に「ありがとうございました。今日、あなたを乗せることができてよかったです」と、最初とは見違えるような明るい声で言ってくれたのです。


お金も人も引き寄せる人の法則

褒めることがない時の魔法の言葉は

「いい感じですね」

 

 

 

 

斎藤一人さんの話を纏めました。

 

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