親が口うるさくしなきゃいけない理由は何一つない。
子供の頭が良くなる「親の聞き方」
「子供の頭が良くなる聞き方があれば教えてください」
ある親御さんから、そんな質問をもらったことがあるんです。
聞き方とは言えないかもしれないけど、すごく効果的な方法があるので教えますね。
やるべきことはただ一つ。
親御さんは、子供が何をしても、
「お前は頭がいいね」
そう返してあげてください。
テストで0点取ろうが、通知表が「オール1」だろうが、そこでため息をついたり、怒ったりしちゃだめだからね。
いいですか、「お前は頭がいいね」ですよ。
もし、子供が学校から帰ってきて「先生(友達)が俺のことをバカだと言った」なんて言おうものなら、「それは先生(友達)の方が馬鹿なんだ」と返してあげましょう。
とにかく、どんな場面でも徹底的に我が子を信じ、最後の最後まで味方をするのが親の役目なの。
これができている家の子はね、絶対的な安心感を持つんです。
どんな自分でもいい。
このままの自分が最高なんだ。
それが当たり前の感覚として育つから、自己肯定感がしっかり根付いて、逆に強くなるんだよね。
「嫌な場所からはいつでも逃げていい」を知って、世間の理不尽に振り回されない。
変な我慢もしないし、その素直さで人からも好かれる。
まさに、魅力の塊になるんだよね。
ナンバーワンの魅力が育つ。
こういう子は、将来だって有望だよ。
学校の勉強なんかできなくたって、迷わず自分の道に進んで幸せになります。
自信を持って堂々と自分の好きなことを仕事にするし、周りに助けられながら、その仕事で楽しく成功する。
もちろん、勉強が好きな子は、勉強することで自分の道を開拓していくだろう。
多くの親は、子供に「勉強ができてほしい」と言います。
なぜですかって聞くと、勉強ができた方が将来困らないと思っているんです。
でもね、それが当てはまるのは勉強が好きな子だけだよ。
勉強嫌いの子に勉強を強要するのは、逆効果なの。
かえって不幸にしてしまう。
我慢ばかりした子は自己肯定感が損なわれるから、仮に勉強ができるようになったとしても、それでは親が望むような幸せな未来を訪れないんだよね。
その反対に、「勉強なんかできなくていいぞ」「お前は賢いんだから大丈夫」と言って強力な自己肯定感を育ててやれば、子供は俄然やる気になる。
たくましく生きていくし、どんどん出世しちゃうんだろうね。
一人さんみたく、笑いながら成功する。
勉強が好きな子は、親が口うるさく言われなくても自分から勉強します。
そのまま自由にさせておけば成功する。
そして勉強が苦手な子には、嫌な勉強を押し付けなければうまくいく。
いずれにしても、親が口うるさくしなきゃいけない理由は何一つない。
そういうことだよ。
ろくすっぽな会話がなくても子供は親が大好き
これも子育てにまつわる話なんだけど、忙しい時って、子供が話しかけてきても「後でね」「はいはい」と受け流しちゃうこと、あるんじゃないかな。
親だって完璧な人間じゃない。
返事をしてしまうことがあっても、しょうがないんです。
ところが、真面目な人はそういう自分をすごく責めるの。
ダメな親だとか、こんな親の元に生まれた子供がかわいそうだとか。
それ、今すぐやめな。
一人さんに言わせると、自分を追い込むその考えの方が、よほど子供のためにならないんだ。
人の魂というのは、常に上を目指し続けます。
この世に生まれてくるたびに、学びを積み上げていく。
ちょっとでも神様のレベルに近づきたい。
今世は、どこまで成長できるかな。
ワクワクしながら、今この瞬間も学び続けています。
それから、神様はこの世界を「時間の経過とともに進化する」設計にしてくれています。
つまり、遅く生まれた人の方が、魂レベルとしては上なんだよね。
あなたより後に生まれてきた子供の魂は、あなたよりもはるかに魂レベルが進んでいる。
子供の方が、たくさんの学びを経ています。
子供の魂が親の先を行っているということは、子供は、親が未熟だということを知っているんだよ。
親がへんてこりんなことをしても、子供の魂はちゃんと「お父さん(お母さん)は今、学んでいる途中だ」と理解できます。
もちろん愛があることが大前提だけど、親子が愛でしっかり結びついてさえいれば、たまに存在な返事をする程度のことはどうってことない。
愛で満たされている子は、親の愛を疑わないものです。
昔は、今みたく便利な家電もないから、家事にも手間や時間がかかりました。
それに子供の数も、1家族6〜7人というのが当たり前だったんだよね。
一人さん家も子供が7人いたうえ、おふくろさんは商売をしていて、
普通以上に忙しい人だったの。
そんな状況で子供が話しかけたって、一時期聞いてもらえやしない。
だけど、私は親の愛を感じていたから、ろくすっぽな話ができなくても大好きだったし、「おふくろさんは、俺以上に俺のことが好きなんだろうな」と思っていました。
相手をしてもらえなくても、幼心が傷ついたことはないし、それどころかいつも安心していたよ。
子供は、愛があればちゃんと育ちます。
そう思って、反省よりも愛を出しな。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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