「これは捨てても大丈夫、というものを見極める」ということです。
「人生で捨てても大丈夫なもの」 考えたことある?
スタッフからよくされる質問で、
「病気の親の看病をのどう乗り越えたらいいんだろう」というのがあります。
まだまだ、家庭と仕事の両立が難しいと言われるのが、今の社会。
それに輪をかけて女の人の「なりたい」に立ちはだかるの方が親の老後問題です。
男の人は自分の女房に頼めばいいけれど、
女の人は何でも自分がやらなければならないことがいっぱい出てきます。
「あなたは長男の嫁だから面倒を見なきゃ」と勝手に順番を決められて、当たり前という顔をされたら、面倒を見ざるを得ないかもしれません。
でも、いやいや、やっていてそれが面倒見てもらえる人を、どれほど元気づけれるかを考えるとどうでしょう。
だから、「私はそんなに立派な人間じゃないから、面倒を見ることはできないけれど、健康食品なら買うことはできる。
今の私は、一生懸命、自分が幸せになるように頑張ります。
お父さんお母さんもこれで元気になってお互い頑張りましょう」と言った方が、面倒 見られる人の気持ちを楽にします。
なおかつ、自分も諦めない、人生を邁進できる。
その姿を見せることで、親の気持ちも強くなる。
「嫁の立場だろうが何だろうが、困ったことではない」と思って、世間が勝手に決めた順番をチャラにして、自分の夢を追求していけば、自分は幸せだし親は親でよくなっていくものです。
そうは言っても、現実的に目の前にある問題には対処していかざるを得ない。
でも、自分は諦めの人生は嫌だと思ったら、どっちもうまくいく方法を考えればいいのです。
それでここでも考えるのが、「これは捨てても大丈夫、というものを見極める」ということです。
まだ、私が父の会社で働きながら自分の仕事もやっていた時のことです。
頑丈だと思っていた父が突然倒れてしまいました。
両方の仕事をやって、家のこともやって、病院に行くなんてことをやっていたら、肉体的にも、精神的にも、疲労がたまって当たり前。
そうなると、心の豊かさなんて、言ってる余裕がなくなってしまいます。
そんな状態では、私は何もしてあげることはできません。
面倒を見ると言っても、それはただ、作業をこなすだけになってしまいます。
そこで私は考えました。
「やりたいことをやるにはどうしたらいいかしら」
すると、私の場合お金で解決できることがありました。
もっと働いて、お金を稼いで、そのお金でお手伝いさんを雇って、家のことをやってもらいました。
お金で解決できないとしても、家族、あるいは仲間がいます。
その人たちからも、知恵と力を借りられます。
自分にやりたいことに真剣で、何かを捨てる勇気を持てば、アイデアは出るし、一生懸命、やっている人を助けてくれる人も現れるものです。
のっぴきならない状況になった時、それまで、自分はどんな人と生きていたのかが分かります。
手を差し伸べてくれる人がいるのか、それとも、さっさと姿を消してしまう人ばかりなのか、その時あなたは、普段、周囲の人に、心の豊かさをあげることができていたか否かを発見します。
それでもまだ人にあげることがもったいない、と思いますか。
「やりたいと思ったことは何でも口に出しなさい」
私はうちのスタッフによくこんな ことを言います。
「自分がやりたいと思ったことは、何でも口に出しなさい」
これはアンテナを貼る方法の一つ。
ただし、そのアンテナに、あなたが欲する情報が引っかかってくるためには、電波状況を良くしておく必要があります。
つまり、自分と手をつなぐパイプ。
あなたの心が、否定的な考えで覆われていないことが大切です。
その心が、妬みや、恨み、憎しみ、不満で詰まっていたら、交通が、遮断されてしまいます。
これでは知恵が出てきません。
私も親に不満ばかり並べていた頃は、
どうしたら幸せになれるのか、その知恵が現れませんでした。
でも、親は産んでくれただけでありがたいと思った時、親子の関係を修復する知恵が出てきました。
それまで、父に甘えるということができなかった私ですが、父に甘えてみたのです。
「ねえ、お父さん、今度、子供に、お肉食べさせてあげて」という私に「おお、そうか、何でもご馳走してやる」と嬉しそうな顔の父。
この時、私たち親子は心が繋がっていると実感できました。
本当にパイプはいつもテント通している状態にしておくには心が喜びと感謝で溢れていなければならないのです。
「いつもハッピーハッピー」って言い続けてください。
あなたが神様です。
あなたの神様が汚い言葉を出していいのでしょうか。
人を妬んでいる言葉を出していいのでしょうか。
恨みつらみの言葉を出していいのでしょうか。
あなたの神様、愛と光でいっぱいのはず。
一生懸命、それを出していけば、本当に柔らかな愛情の波動になって、いい具合に力が抜けます。
しかも感謝と喜びを表現できているから、
あなたにもピピッ、が訪れます。
追記 心で思うより、口に出して言うほうが大切
それに何より驚くのは、言葉に心を込めなくていいと言うんです。
よく言うでしょう。
「口先だけで言っていても何もならない」って。
違うんです。
「口先だけでいいから、天国行きの言葉を言いな」って、言うんですよ。
これには驚きました。
「だって、じゅんちゃんは、今、幸せじゃないから、幸せになりたいと思ってるんだよね。
不幸せな人に『心から幸せだと思え』と言っても、無理じゃない?
だから、口先だけでいいの。
顔に艶を出して、光るものを身につけて、天国行きの言葉を言っているだけで、絶対幸せになるんだから。
幸せになったら、心も自然についてくるよね。
よく外見より内面を磨く方が大事と言うけど、内面を磨いて光輝こうとすると、めちゃくちゃ時間がかかるんだよ。
人生が終わっちゃう。
だったら、今すぐ行ったほうが早いじゃない?
やっているうちに中身も変わってくるんだから」
一人さんによると、こうやっていい波長を出すようにしていると、自然に波長を出している人が集まるようになって、今よりもっと楽しく過ごせるようになるといいます。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きもございません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。