思い出そうとすればするほど、脳が緊張して、思い出せなくなってしまうからです。
物忘れしても、無理に思い出そうとしない
些細な物忘れは、誰にでもあることですよね。
でも、うっかり大事な予定や約束を忘れてしまうのは、困りもの。
こういう私も、40代に入ってからは、「物忘れが多くなったなぁ」って感じます。
大好きなディズニーランドへ行ったのはいいけれど、帰りに駐車場で右往左往・・・・・・。
車を停めた場所が思い出せず、探し当てるまで、大変な思いをしたのは一度二度ではありません。
芸能人や知人の名前をど忘れし、頭をひねることもしばしば。
「あれ? 今、何をしようと思ったんだっけ???」
用があって席を立てば、もう、これです。
皆さんも、こうした経験に、心当たりがないでしょうか。
実は、思い出したいことがある時ほど、無理に思い出そうとしないのが重要なんです。
思い出そうとすればするほど、脳が緊張して、思い出せなくなってしまうからです。
脳科学の世界では、様々な研究が進んでいます。
それによると、記憶というのは、脳がリラックスしている時に引き出されやすくなることがわかってます。
つまり、記憶の倉庫から必要な情報をすっと取り出すには、ある意味「諦め」が重要ということ。
「まあいいか。とりあえず、違うことを楽しんじゃおう」
「思い出せないってことは、今は必要ない情報なのね」
物忘れをした時は、こんな風に割り切りましょう。
そして、美味しいものを食べたり、お風呂に入ったりして、気分を解放してあげてください。
その方が、よほど思い出しやすくなるんです。
あらゆる場所に、紙とペンを用意しておくといいね
ただし、次に思い出した時には、せっかくのチャンスを無駄にしないよ、書き留めておくといいですよね。
私の場合は、普段持ち歩くバッグを始め、自宅のリビング、キッチン、バスルーム、トイレといった、あらゆる場所に、紙とペンを用意しています。
これなら、いつ、どこで思い出しても、さっとメモできるからです。
思い出したいことだけでなく、良いアイデアがひらめいたり、やるべきことが頭に浮かんだとしても、さっとメモをとります。
そうすれば、後はすっかり忘れても、安心ですよね。
神様には、時間の概念というものがありません。
それだけに、幸運やひらめきは、いつ、どこで、何をしている時にもたらされるかわからないんです。
特に、私はいろんなメッセージを神様からいただきますので、受け取りそびれないように必死。
シャワーを浴びている時、トイレに入っている時・・・・そんな瞬間にも、当たり前のようにメッセージが下りてくるのですから。
いちいちメモするのは、ちょっと面倒かなって思われるかもしれません。
でも、すぐに慣れてしまいます。
手の届く場所にいつもメモ用紙とペンがあれば、何か作業している時に全く関係ないアイディアが浮かんでも、即座にメモできます。
だから、やりかけている作業にも、支障が出ることはありません。
それを、「メモ用紙はどこだっけ? ペンは?」なんてことになるから、目の前の作業も、手を止めるはめになるんですよね。
しかも、あたふたしているうちに、結局思いついたアイデアまで忘れてしまったり。
メモ魔になると、むしろ効率的。
せっかく思いついたアイデアを、無駄にすることもなくなりますよ。
それでも、眠る直前に「あのエピソードを、執筆中の本で紹介しよう!」なんてひらめいても、睡魔に負けて、そのまま寝てしまうこともあります。
もちろん、翌朝まで覚えているはずがありません。
だけど、後日、原稿に向かっている時に思い出されたりするのですから、本当に不思議。
私の経験では、どうやら、記憶を引き出すコツがわかってくると、「思い出すタイミング」まで上手くなるようですよ。
ひらめきは運そのもの。メモの習慣があればいいね
こまめにメモを取る習慣が身につくと、幸運を引き寄せやすくなるというメリットもあります。
それは、常にメモを取る前提で物事を観察するようになるため、意識が高まるから。
つまり、メモ魔になるということは、「ひらめきを生む、目や耳」を育むようなものなんです。
ひらめきって、始めはどんなに小さくても、それを糸口にして先へ進めば、幸運につながります。
多くの人は、そういう、小さなひらめきに気づかないんです。
でも、常にメモを取る習慣があれば、そういうひらめきにも気づきやすい。
だから、チャンスも増えるし、そのチャンスで運を大きく開かせることもできるんです。
ひらめきって、まさに、運そのものなんですよね。
良い環境は、良いアイデアを生み、最高の結果を生む
斎藤一人さんは、、いつもこう言います。
「幸せに満ちた、元気の出る場所にいると、たくさんの幸運に恵まれるよ」
それはね、こういうことなんです。
自分が「楽しい」「綺麗」「明るい」と感じられるところへ、積極的に足を運ぶ。
生活の場を、ワクワクできるような空間にする。
そうすると、誰でもひらめきが生まれやすくなって、良い結果を招くことができるんです。
その積み重ねで、成功や幸せにつながります。
私はよく、カウンセリングルームのスタッフに、この方法でお仕事をお願いしてます。
例えば、遅れがちになっている作業があるとしますよね。
それをちょっと急いで仕上げて欲しい時は、スタッフにこういうアプローチするんです。
まず、スタッフに話しかける際には、仕事と全く関係のない話をします。
楽しくて、ワクワクするような話です。
「ねぇ、今日の夕食はどうしようか?」
一緒に住んでいるスタッフたちの夕食は私が作っているのですが、食いしん坊だから、すぐに、この話題に食いつきます。
「ハンバーグがいい!」
「オムライスがいい!」
そんな風に盛り上がったら、しめたもの。
「じゃあ、今日は特別に、両方作ろうか。
早く帰れるように、仕事を片付けちゃう!」
これで、スタッフのテンションも上がり、一気に集中し始めるわけです。
しかも、スタッフがいろんなことをひらめいてくれるから、当初の予定よりも、ずっと質の高いものが出来上がります。
下手に私が仕事を急かすより、よっぽど早く、最高の出来栄えで仕上げてもらえるんですよね。
少し憂鬱になりそうなことでも、明るい話題とセットにすれば、良い結果につながります。
ちょっとした工夫で、ずいぶん違ってくるんですよね。
良い環境は、素晴らしいアイディアを生み、最高の結果を生む。
たくさんの方に、そのことを実感していただけたら、それが私の幸せです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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