子供が失敗したとしても、それは、その子が次のステージに進むために必要な通過点。
愛を持って見守ることが親の役目です。
愛ホット。親の過干渉は子供を潰してしまいます
親は、「自分らしく幸せになる道」を知っています。
魂の声に耳をすまし、聞こえてくる通りに生きたら間違いありません。
学校へ行きたくない子は、それが魂の声です。
学校の勉強が自分の幸せに必要ないだけで、学校へ行かないことは何も悪いことではないんですよ。
それを、親が良かれと思って、子供に「学校へ行きなさい」と強要する。
勉強を押し付ける。
そうすることを、愛だと疑いません。
でも、愛だと信じていることが、過干渉になってることがあるんだよね。
知らないうちに、親の間違った愛が子供を潰してしまう。
そうならないために、親は、愛を持って子供を放っておく「愛ホット」を知ることが大切です。
子供は、神です。
親が思うより、ずっとしっかりしています。
愛で見守っていれば、道を踏み外すことはないんだよ。
親は心配するのではなく、大丈夫だと子供を信じる。
それで子供は健全に育つし、のびのびと自分らしい幸せの道を進めるのです。
子供の人生を、親の夢で埋めない
子供が自分の魂の声に従いたくても、親の過干渉でそれができないことがあります。
特に気をつけたいのは、親が自分の果たせなかった夢を、子供にやらせようとすることなんです。
「私は大学へ行けなかったから、この子には絶対いい大学へ行かせたい」
「自分は好きな仕事ができなかったから、この子には立派な職業についてほしい」
「私ができなかったことを、この子には成功させたい」
親からすると、全部、愛なんだよね。
子供に苦労させたくない。
幸せになってほしい。
だから一生懸命、道を作ってあげようとする。
だけどね。
その道は、親の道なんです。
子供の道じゃない。
親が歩きたかった道を子供に歩かせても、その子の魂が喜ぶとは限りません。
むしろ、親の期待に応えようとする子ほど、自分の本当の気持ちがわからなくなってしまうことがある。
「お母さんが喜ぶから」
「お父さんに認めてもらいたいから」
そうやって生きているうちに、
「私は何が好きなんだろう?」
「本当は何をしたいんだろう?」
という、一番大切なことが聞こえなくなっちゃうんだよね。
そして、もっと苦しくなると、
失敗することまで怖くなります。
なぜなら、自分の失敗ではなく、親を失望させる失敗になってしまうからです。
本当だったら、失敗なんて大したことじゃない。
子供が転んだら、起き上がり方を覚える。
遠回りしたら、遠回りした人にしか見えない景色を見る。
一つ失敗するたびに、魂はちゃんと経験を積んでいるんです。
ところが親が先回りして、
「そっちは危ない」
「そんなことをしたら失敗する」
「お母さんの言う通りにしなさい」
と全部決めてしまうと、子供は失敗する権利まで奪われてしまう。
失敗させないことが愛じゃないんです。
失敗しても大丈夫だと信じることが愛なの。
子供の人生を親が運転するんじゃない。
親は助手席にも座らなくていい。
道端から、
「大丈夫だよ」
「困ったら帰っておいで」
って笑って見ていればいいんです。
これが「愛ホット」なんだよね。
放っておくと言っても、冷たくするわけじゃない。
無関心になることでもありません。
愛を持ったまま、手を出さない。
口も出しすぎない。
その子の中にいる神様を信じるんです。
子供には、子供の魂があります。
親とは違う人生があります。
親が好きだったものを嫌いでもいい。
親が価値を感じなかったものに夢中になってもいい。
大学へ行かなくてもいい。
会社員にならなくてもいい。
親から見たら遠回りに見える道が、その子にとっては一番近道かもしれません。
神様は、一人ひとり違う人生を用意しています。
だから、子供を自分の作品にしようとしないことだね。
子供は親の作品じゃありません。
神様から預かった、ひとりの独立した人間です。
親がすることは、その子を自分の思い通りに育てることではなく、
「あなたなら大丈夫」
と信じること。
その信頼があるから、子供は安心して失敗できる。
安心して挑戦できる。
安心して自分の道を探せるんです。
親が夢を手放した瞬間、子供は自分の夢を持てるようになる。
親がハンドルから手を離した瞬間、子供は自分で人生を運転し始める。
それが、本当の意味で子供を愛するということなんじゃないかな。
子供の人生は、子供に返してあげる。
そして親は、親自身の人生を思いっきり楽しむ。
親も自分の道を歩き、子供も自分の道を歩く。
その二つの人生が並んでいる。
私は、それが一番幸せな親子の姿だと思います。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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