自分のことを必要以上に責めている人って結構います。
「自分には価値がないんだ」と思い込んでいるから、つい自分を責めてしまうんです。
自分の価値を「正しく」決める
自分の魅力を発揮するために、絶対に必要なことがあります。
それは「自分には価値があるんだ」ということを、自分が信じることです。
この世の中に価値のない人間なんて、一人もいません。
元から価値がない人間なんて、一人もいないんです。
神様は私達一人一人に分け隔てなく、素晴らしい価値を与えてくれています。
そのことに気づかない人が、価値のないことをしてしまうんです。
「自分には価値がないんだ」と思っている人は、自分が苦しいはずです。
その苦しみは「価値がない」ことから来ているのではなく、「本当は価値があるのに、価値がないと思ってしまっている」という「間違い」から来ていることを知らないといけません。
ある会で出会った人の話です。
離婚をして、現在はシングルマザーだというその人は「私は朝起きれなくて、だから娘のお弁当が作れません。
ちゃんと働こうと思うのですが、うつ病になってしまってそれもできません。
同居している親が全部、やってくれます。
でも頑張って自分でやらなきゃとは思うんです」と言います。
それに対して私が「あなたの親御さんは何か言ってるの?」と聞くと、「何も言ってません」と答えます。
それで私はこう言いました。
「親のすねをかじっていられるなら、まだかじっておけば!?
親にとってみれば、娘が病気で苦しんでいることの方が心配なんだよ。
親ってとにかく、子供の健康や幸せを願っているんだから、甘えられる時は甘えた方がいいんだよ。
お弁当のことも、娘さんが『あなたがお弁当を作ってくれないと嫌だ』と言ったわけじゃないんだよね。
それってみんな、自分が思っているだけなんだよ。
自分が思って、自分を責めて、それで苦しくなってる。
誰もあなたのことを責めていないのに、自分で自分のことを責めたら、自分がかわいそうだよ」
自分のことを必要以上に責めている人って結構います。
「自分には価値がないんだ」と思い込んでいるから、つい自分は責めてしまうんです。
私はこういう人に会うと、冗談で言うことがあります。
それは「そんなに自分を責めるのが好きなら、仕事にして活かしたらどうかな!?
例えばSMクラブに行くとか」
大抵の人はそれを言うと「嫌です」と言って、笑顔になります。
それとか「これ以上自分を責めると、私が六本木のSMクラブにあなたを連れて行っちゃうよ」って言うと「真由美さんにSMクラブに連れて行かれるのは嫌だから、自分を責めるのはやめます」と言って、大笑いてくれます。
とにかく、自分のことを必要以上に責めるのは絶対にやめてください。
それは自分への冒涜であり、その自分を作ってくれた神様への冒涜でもあるのですから。
自分に嫌われと自分の価値が発揮できなくなる
自分のことを必要以上に責めてしまう人は結構います
「これができない私はだめ」とか「人と比べて私は劣っている」とか、自分は責めるのです。
でもここで一つ、考えてみて欲しいことがあります。
それは、その自分自身にやっていることを、周りや他の人にしたらどうなるかということです。
先に紹介したシングルマザーの方を例に取るとこうなります。
「あなたって。母親のくせに娘のお弁当も作ってあげないなんて、最低ね」
「離婚したのって、あなたにも悪いところがあったんじゃないの?」
「朝、起きられないのって、用はあなたがだらしないね」
「働けないって言うけど、それはあなたが甘えているだけだよ」
どうですか?
すごく意地悪な人じゃありませんか?
こんなことを面と向かって言ったら、一発で相手から嫌われますよね。
自分のことを必要以上に責めている人って、こういうことを自分にやってることなのです。
自分に言ったら絶対に嫌われてしまうようなことを、自分自身にしているのです。
自分に嫌われながら、自分の価値を発揮することってできません。
自分のことを責める人って、本当はとっても優しいんです。
その優しさを、もっと自分に向けましょう。
そうすれば、もっと自分の価値が発揮されますよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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