重大なミスだけは避けられるように準備しておいたり、失敗しても対処できる体制を作っておいたりすることが大事なんじゃないかな。
失敗をカバーできる土壌を作っておきな
人間関係は、楽しいことばかりではありません。
声でなくても相手に不快な思いをさせてしまったり、迷惑をかけたり、避けられない揉め事だって起きるよね。
で、謝罪しなきゃいけないとなった場面で対応を誤っちゃうと、日に油を注ぐことにもなりかねない。
それだけに、反省や誠意がしっかり伝わる態度とか、少しでも相手の怒りが収まるような謝罪の言葉とか、早くお説教が終わる聞き方みたいなものに、みんなの関心も高いわけだけど。
一番いいのは、少々間違いはあっても致命的な失敗は起こさない自分、ミスをしてもすぐにフォローできる状態を作ることだと思うんです。
人間、誰でもしくじることはあります。
どんなに注意を払っていても、間違えてしまうことはあるよね。
失敗しない人がいるとしたら、それは完全無欠の神様だけだよ。
だからそもそも、間違う時もあるという前提でいた方がいい。
そしてその上で、重大なミスだけは避けられるように準備しておいたり、失敗しても対処できる体制を作っておいたりすることが大事なんじゃないかな。
大変なことがあっても、それを乗り越えられるようにしておく。
一人さんはそういうところのぬかりがないから、人に叱られることがまず起きないんだよ。
失敗をカバーできる土壌さえ作っておけば、うっかりミスをしても大事には至らないし、そのことで迷惑を被る人もほとんどいない。
結果、誰からも怒られないわけ。
それはどうすればできるかって言うとね、まさに人間関係なの。
自分の人生を楽しみ、愛を出して、いい人間関係を作る。
それに尽きるんです。
愛のある人が周りにいると、何かと助けてもらえます。
ミスをしそうな時は、「気をつけて」って注意してくれる。
失敗してしまったとしても、その後処理に力を貸してもらえる。
いつも誰かがサポートしてくれるから、一人でパニックになることがないし、何が起きてもみんなで力を合わせてスムーズに解決できるんだよね。
いい仲間の助けほど、頼りになるものはありません。
良好な間柄の相手だと、もし迷惑をかけることがあっても、少々のことは「誰だって間違えるよね」と笑って許してもらえます。
同じことでも、親しくない相手の場合はそう簡単に終わらないんだよね。
だからまず、愛を出すこと。
愛を持って、人を好きになる。
ミスをした時の謝罪の仕方や、叱られた時の態度を気にかけるより、愛を出すことの方が圧倒的に大事なんだ。
変に取り繕わない素直さが一番
「親しき中にも礼儀あり」という言葉があるように、いくら仲の良い間柄でも、相手を傷つけたり迷惑をかけたりした時は、ちゃんと謝らなきゃいけないよね。
愛がある人は、「どう謝るのが最良かなんて」ことは、もう分かっているかもしれないけど、それは「素直さ」なんです。
下手にテクニック的なことを考えると、むしろ逆効果になっちゃうことがある。
それなら、取り繕ったり、ごまかしたりしないで、最初から素直に謝った方がよっぽど効果的だと思います。
愛で考えたら、「逆の立場だったらどうかな?」っていう視点的になるものなの。
あなたが嫌なことをされた時、相手が素直に謝らず言い逃れをしてきたらどう思うだろう。
ただでさえ不快な思いをしているのに、自分は悪くないと正当化してきたら、ますます腹立たしいんじゃないかな?
言い訳なんてしないで謝ってくれたら許せたものを、自分を正当化されたことで、許す気が失せた・・・・・・なんてこともあると思うよ。
愛のある人は、瞬時にこういうことが分かります。
全ての答えを知っている魂が、「素直の道だよ」って、進むべき方向を教えてくれるんだよね。
だから、いちいち意図しなくても誠意を感じる謝罪になるし、相手にもそれが伝わって、「もういいですよ」ってなる。
保身のためにへんてこりんなテクニックを駆使するより、素直が一番。
結局、誰にでもできる簡単な方法が王道なんだよね。
正しい、自分が悪くない時は思いっきり反発するのが一人さんです。
本当に自分が悪いと思っている時、心底反省している時は誠実に謝るけど、嫌なやつにグダグダ説教じみたたことを言われるようなものなら黙っちゃいない。
子供の頃なんて、学校の先生や親から「勉強しろ」「学校へ行きなさい」とかって口うるさく言われたものだけど、一人少年はそのたびにこう反論した。
「そんなに勉強が大事なら、自分がしたらいいじゃないか。
俺は勉強が嫌で嫌でしょうがないのに、なぜ嫌がることを強制するんですか?」
理不尽なことには、こっちもガツンと言い返す。
で、それすら面倒な時は、聞いてるふりして何も聞いてなかったよ。
基本的に、私は回りくどいことや難しいことは苦手なんです。
だから、いつだってストレートなの。
例えば、人の悪口は自慢話ばかりの相手がいたら「黙りな」。
つまらない冗談ばかり聞かされたら「今日もつまらないね」。
初対面で一目惚れした相手にも、「連絡先を教えてください」って直球勝負です。
ずいぶん勇気がありますねって、別に連絡先を聞いたぐらいで、相手は嫌な印象は持たないと思うけどね。
もし不快感を持たれたんだとしたら、連絡先を聞く以前に、何か相手に嫌悪感を抱かせるような言動があったからじゃないかな。
それに、無理やり電話番号聞くわけじゃない。
向こうの都合が悪けりゃ、絶対に教えてくれないだろうし、それは相手の自由だから諦めるしかないよな。
あと、相手がなかなか本音を言ってくれない場合なんかも、それを聞きたければ「本音で喋りましょうよ」「本音で話し合う」って言います。
で、それでも本音が出てこない時は、「本音を言いたくないのが、今の本音なんだな」って理解するの。
一番まずいのは、本音を引き出せないことじゃなくて、無理に探りだそうとすることなんです。
こんなに愛のないことはないよね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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