まず「こうなりたい」「こうしたい」と思ったら一つできることからやっていけばいいんです。
「なりたい自分」は「すごいこと」じゃなくてもいい
「なりたい自分を思い描く」と言うと、何か「壮大な夢」や「かっこいいこと」を言わないといけないとか、何か「すごいこと」じゃないとだめだと思っている人がいますが、決してそんなことはありません。
旅で言えば、目的地を決めるのと一緒です。
ハワイに行きたい人は「どうすればハワイに行けるか」を考えて実行すればいいし、「それよりも熱海でのんびりしたい」と思えば、それもいいんです。
ハワイが立派な目的で、熱海が立派じゃないということもありません。
あなたが好きなところに行けばいいんです。
なぜ、誰かが行きたいところと来る比べるんですか?
あなたが行きたいと思うところが「いいところ」なんですよ。
そして、自分の行きたいところが決まれば、そこに行くための交通手段を調べたり、泊まるホテルを予約しますよね?
行き当たりばったりで旅するのをも楽しいのかもしれませんが、旅ってある程度の準備が必要です。
例えば登山でも、何の準備や知識もなく、いきなり富士山に登るのは、あまりにも迂闊だし危険です。
いきなり富士山に登る自信がなければ、まずは近くの低い山に登ってみて、徐々に高い山にチャレンジしていけばいいのです。
それと同じで、まず「こうなりたい」「こうしたい」と思ったら一つできることからやっていけばいいんです。
もっと綺麗になりたいんだとすれば、いきなり綺麗になろうとするよりも、一つ一つやっていけばいいんです。
メイクにしても、全部は完璧にできないから、まずは眉毛から上手に描けるようになろうとかとか。
例えば、月に1回、ネイルサロンに行ってきれいにすることを目標にするとか。
そのために、おしゃれのために生活費を見直したり、さらには収入を上げるために新しいことにチャレンジしたり。
そんなことをちょっとずつやっていると、どんどん、そのやっただけ確実になりたい自分に近づいているんです。
今現在、普通のOLさんが、いきなり「1億円稼ぎます」というのは、「私、エベレストに今から登ります」というのと一緒ですね。
それよりも、「今のお給料1万円アップします」なら、それほど難しくはないです。
しかも、その1段、1段、自分の登れる階段を上がっていくことが、
「気づいたら、1億円稼げるようになっていた」ということに繋がっていくんです。
「今よりも1キロ痩せたい」とか「スタバで毎日、コーヒーを飲めるようになりたい」でも構いません。
大切なのは、「なりたい自分」と「今すぐできること」をうまくつなげていくことです。
1段、1段、できる階段を上っていきましょう。
「これもできた」「これも叶った」と成功体験を増やしていきましょう。
「なりたくない自分」を思い描けば、「なりたい自分」になれる
もしあなたが「なりたい自分をうまく思い描くことができない」のだとすれば、いい方法があります。
それは「逆のこと」をしてみるのです。
つまり、「なりたくない自分を思い描く」のです。
具体的に言うと、「自分は絶対に、こうはなりたくない」ということを、思いつくままに、紙に書き出してみてください。
例えば、こんな感じです。
- 病気は寝たきりになりたくない
- 孤独になりたくない
- 生きた証を残さないまま、死ぬのは嫌だ
- 苦しいこと、嫌なことは避けたい
- 惨めな生き方はしたくない
- 太りたくない
- 同級生よりも老けて見られたくない
他にも、色々あると思います。
でも結局は、その一番「なりたくない自分」の裏返し。
それがなんと!! なんと!!
実は「本当のなりたい自分」なんです。
例えば、「病気や寝たきりになりたくない」というのは「いつまでも健康で、死ぬまで好きなことが自由にできる自分でいたい」ということだし、「貧乏になりたくない」というのも「精神的にも、経済的にも、豊かな人生を送れる自分でありたい」ということです。
びっくりですよね!?
「なりたくない自分」をまず書き出します。
そして次にどうすればその、なりたくない自分に「ならなくて済むか」を考えます。
そうすると、具体的に何をすればいいのかが見えてきます。
人の欲求は大きく二つに分かれます。
それは、「得たい欲求」と「避けたい欲求」です。
そしてその2つのうち、「避けたい欲求」の方がより強く出ます。
それをうまく利用すればいいのです。
「こんな自分は、絶対に嫌だ」というあなた自身をありありと想像してください。
「絶対に、嫌だ」はものすごいパワーとなって、あなたを「なりたい自分」に導いてくれます。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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