昔からの言い伝えは、「本当かな?」と疑うぐらいでいい。
あなたがワクワクしないこと、面白くない話は信じなくていいんだ。
縁起がいい悪いって人間の勝手な解釈。
あまり振り回されないことだね
一人さんは、数字の「4」と「9」が好きなの。
4は死(し)を、9は苦(ク)のイメージを連想させるということで、縁起が悪いとされます。
病院などでは、使われないよね。
それでも、私は4と9をひいきにする。
なぜかと言うと、4と9を組み合わせると「よくなる(49なる)」だから。
数字の中でも、ダントツに縁起がいいなって思うんです。
もちろん、みんなが好きな7(ラッキーセブン)、
8(漢数字の八は末広がりのイメージ、無限を意味する記号に似ている)なんかも好き。
その他の数字も好き・・・・・と思うと、嫌いな数字はないのですね。
それもそうなの、神様は、縁起の悪い数字など作っていないのだから。
第1、4と9が嫌われるのは、日本語の「死」「苦」に由来するからであって、そんなの外国では関係ないじゃない。
縁起がいい悪いって、人間の勝手な解釈です。
そんなのに振り回されて、ネガティブになってちゃいけないよ。

どうして人間はネガティブなものに影響を受けるのか
人間は、嬉しい話よりも怖い話の方が気になりやすい。
「これをすると運が悪くなる」
「この数字は縁起が悪い」
「こんなことをしたら不幸になる」
そんな話を聞くと、「そんなの迷信だよ」と思いながらも、心のどこかに引っかかってしまうことがあります。
これには理由があるんです。
人間の脳は昔から、危険を見つけることをとても大切にしてきたからなの。
大昔なら、
「あの辺には猛獣がいるぞ」
「あの木の実を食べた人が倒れたぞ」
という情報を聞き流したら、命にかかわりました。
だから人間は、
「楽しい話は忘れても生きていけるけど、危険な話は覚えておこう」
という性質を持つようになったんだね。
つまり、ネガティブな情報に反応してしまうこと自体は、そんなに不思議なことじゃない。
ただしね。
昔は猛獣から身を守るために役立ったその性質が、現代では妙なところで働くことがあります。
「4号室だから嫌だ」
「仏滅だからやめておこう」
「この方角はよくないらしい」
そうやって、本当は何も起きていないのに、自分で不安を育ててしまう。
すると今度は、ちょっと嫌なことが起きただけで、
「やっぱり4だったからだ」
なんて結びつけちゃうんです。
でも考えてみれば、4の日にもいいことは山ほど起きているし、仏滅の日に結婚して幸せな夫婦だっている。
人間というのは面白いもので、怖がっているものほど証拠を探すんだね。
だから、昔からの言い伝えを全部まともに受け取る必要はありません。
「へえ、昔の人はそう考えたんだね」
ぐらいでいい。
もっと言えば、自分にとって楽しくなる解釈に変えちゃってもいいんです。
4と9を見て「死と苦だ」と思えば暗くなるけど、
「49だから、よくなる」
と思えば楽しくなる。
同じ数字なのに、人間の解釈ひとつで天国にも地獄にもなる。
だったら、自分を明るくする方を選んだ方がいいよね。
世の中には、不吉だと言われるものがたくさんあります。
でも、本当に怖いのは数字でも方角でもありません。
自分の心を、誰かが作った怖い意味に明け渡してしまうことです。
縁起なんて、人間が後から付けた意味であることも多い。
だったらあなたも、自分に都合のいい意味を付ければいいんです。
「今日はついてる」
「この数字を見るといいことがある」
「なんだか面白くなってきた」
そう思えば、同じ世界でも見える景色が変わります。
人間はネガティブなものに影響されやすい。
それは仕方がない。
でも、何を信じるかまで、ネガティブなものに決めてもらう必要はないんです。
あなたの心が軽くなるもの。
聞いていて楽しくなるもの。
「それ、面白いな」と思えるもの。
そういうものを、ひいきして生きればいい。
どうせ意味を付けるなら、自分が幸せになる意味を付けよう。
その方が、人生はずっと面白くなるからね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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