「自分はダメだ」「あいつは許せん」をやめる
- 「心の広い人」とは、「自分も他人も許せる人」
- 過去に過ちがあっても、悪いことを引き寄せなくて済む方法
- うまくいかない時は、ダメな考えを打ち消すことから始める
- どんないいことを思っても、嫌なことが起こるのはなぜ?
「心の広い人」とは、「自分も他人も許せる人」
私が「心の中に畑があるんだよ」と言うと、中には自分の家の近所の小さい畑を想像する人もいるし、北海道の大きな畑を想像する人もいるんです。
「こじんまりした、小さい畑に幸せの種をまこう」というのもいいし、「東京ドーム10個ぶんぐらいの大きな畑に種をまくぞ」というのもありなんです。
でも実際、心がどれくらい広いかというと、地球がすっぽり入るくらい広いんだよ。
だからあなたがたねをまこうと思えば、無尽蔵に蒔けるんです。
「自分の畑はこれぐらいだから」といって、自分で制限をかけてしまうのはもったいないよね。
よく「あの人は心の狭い人だ」とか「あの人は心の広い人だ」と言うけど、
心の狭さや広さは、自分の「思い」が狭いか広いかで決まるんです。
本来は誰もがものすごく広い心を持っているのに、自分の心の一部分しか見えていないんだよ。
心を緩めていると、いろんなことが見えてきます。
すると、自分のことも許せて、他人のことも許せるようになるんです。
それだけで心が広がるんです。
許せることが多いと、それだけ種を巻ける場所が広がるから、収穫が多くなるんだよね。
心の広さは、心の豊かさにもつながるんです。
自分も他人も許せる人に、真の豊かさはやってくる
過去に過ちがあっても、悪いことを引き寄せなくて済む方法
自分で蒔いた種は自分で刈り取らないとダメなんです。
それが「因果応報」という、この世のルールなんです。
ただ、必要以上に因果を恐れる必要はないんですよ。
因果を光に例えると、その光の大きさはお線香ぐらいなんです。
それに対して「楽しい」とか「ワクワク」の光は太陽ぐらい明るい光なんです。
だから、楽しく過ごしていれば、因果っていうのは消えるんだよ。
それと、それも結局は「思い」なんだよね。
因果って嫌なものだと思っていると、すごく嫌なことが起きるんです。
ところが「因果って、お線香をの光ぐらいで、それに比べて楽しいとかわくわくの光は太陽ぐらい強い明るさなんだ」って思ったら、もうそれで因果に負けてないんです。
だから、結局人間は、「何を思うか」なんです。
実際に、楽しいとかワクワクの考えの方が上なんです。
ところが中に、否定的な考え方の方が上だって思ってる人が居てるんですよ。
そうなると、その人の人生はやっぱり、その人の思っているような否定的なことが起こるんです。
本当の因果の法則というのは、そういうことなんです。
「思いが実る」それだけなんです。
思ったことが原因で、その結果が現実なんです。
自分が過去に何かをやってしまったことという因果の解消を、多くの人は必ずやらないといけないと思っているけど、そうではないんですね。
自分が思ったことにずっと執着して、その考えをずっと手離さずに持っていたり、自分を責め続けたりしていると、それが現実となって現れるの。
だから、間違ったことは手放して、思いを変えていかないと、いつまでたっても因果が続いちゃう。
それで余計に因果を恐れるんですね。
因果が怖いというのは、夜が怖いと言ってるのと同じなんです。
それよりも、夜というのは暗いから、夜になるとよく眠れるとか、そう思った方がいいんです。
それと私たちがいいことを思うと、思ったことが実るかというと、巻かれた種は一旦土の中に入るんです。
そして、土の中から栄養をもらって芽が出るんです。
つまり、寝てる間に、自分が願ったことが現実に引き寄せられるんです。
だから夜は夜で、とてもありがたいものなんです。
因果を恐れなくていい。
いい思いに変えていくと、悪いことは逃げていく。
因果はありがたいもの。
間違った考えは手放し、いい思いに変えるんです。
そうすれば、過去に過ちがあっても、悪いことを引き寄せなくてすむんです。
うまくいかない時は、ダメな考えを打ち消すことから始める
この地球という星は「行動の星」なんです。
行動することで、あなたが思っていたことが正しいか、間違っていたかがわかります。
だから、何かを変えたいと思ったら行動を変えないといけないんだけど、その行動を変えるのも、やっぱり思いが先なんだよね。
心の中に否定的な考えや間違った思いがあると、行動を変えようとしても、すぐ元の考えに引っ張られるんです。
「人は誰でも豊かになれる」って言うけど、「そんなに簡単に豊かになれるわけがない」とか「周りを見ててもそうではない」とか。
そういう時は、元の考えから打ち消さないと駄目なの。
「うまくいくと思ってやってきたけれども、やっぱり駄目だった」とすぐ諦める人には、今まで溜まっている考え方を変える忍耐強さが必要です。
また、間違った考えそのものを打ち消して、「思い」を変えていく必要があるんです。
そもそも「この世の中はうまくいかない」と思ってる人に、「行動しろ」といっても無理なんだよね。
「きっとうまくいく」とか「なんとかなる」と思っているから、行動ができるんだよ。
基本的な「思い」を変えない限り、人は行動できないんです。
「一生のうちで一度はモテ期が来る」と思っている人には、モテ期は1度しか来ないんです。
そして、そういう人は行動しないから、やっぱりモテないんだよね。
でも斎藤一人さんは「ずっとモテ期だ」と思ってるから、ずっとモテるんです。
もちろん、行動も伴います。
その人が「どんな思いを持っているか」で行動は変わるんです。
だからやっぱり、「思い」って大事なんだよね。
否定的な考え方、間違った思いを打ち消すと現実も変わる
行動を変えるにもまずは「思い」から。
「思い」が変われば、行動が変わり結果が変わる
どんないいことを思っても、嫌なことが起こるのはなぜ?
人の思いは、拡大します。
「これくらいのことは問題ないだろう」と思っていても、それが拡大して悪いことが起こるんです。
逆に「これくらいのことでは、いいことなんか起きない」と思ってることでも、すごくいいことに拡大することもあるんだよ。
一粒のお米から、稲穂がたわわに実るのと同じなんです。
人の思いは万倍に増えるんです。
これを「一粒万倍」と言います。
だから、「何を思うか」って、とても大事なんだよね。
いつも自分の心の畑に「いい思い」のタネを蒔いていると、必ずそれはいい形で実ります。
でもたまに「こんなはずじゃなかった」ということが起きるよね。
これは昔、あなたが蒔いた種が原因なの。
今起きていることは、実はあなたが以前に蒔いた種が実った結果なんです。
蒔かないものは、実らないんだよ。
アサガオの種をまいて、ひまわりが咲くことはないのと同じなんです。
人は、必ず自分の蒔いた種からできたものを刈り取らないといけないし、自分の蒔いた種からできたものしか刈り取ることはできないんです。
誰かに代わって種をまいてもらうことはできないし、他人が蒔いた種からできたものを収穫することはできないんだよね。
影響力のある人は、知らないうちに多くの人の畑に種をまいているように見えるけど、そうではないんです。
その人のことに共鳴して、あなたが「素晴らしい」と思ったことを、自分の畑に蒔いたんだよ。
他人の畑に、種をまくことはできません。
だから、どんなにいい話をしても、共鳴しない人には良い種の蒔きようがないんです。私私のお弟子さん達でも、斎藤一人さんから同じ話を聞いてもそれぞれ受け取り方が違うから、微妙に蒔く種も変わってくるんです。
そうすると、結果も微妙に変わってくるんだよね。
今起きていることはすべて、あなたが蒔いた種が実った結果
自分で蒔いた種からできたものは、自分で刈り取らないといけない
斎藤一人さんの話を纏めました。
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