コンクラーベ

斉藤一人さんです

20191229105200

斎藤一人さん 出世の糸口

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いろんな仕事を頼まれるようになると、しばらく経つと、必ず出世するの。

 


いい人なのに成功しないのは、ナメられてるから


俺たちは精神的なことが大好きで、ここに来る人たちも精神論をやってるんだけど。

どうせやるなら、実践に使える精神論だよな。

だってさ、やっぱり、どんな立派なことを言ってても、職場でよく働いて、愛されないと、幸せじゃない。

不幸になるようなものは、精神論じゃないと俺は思ってる。


だから、職場でも使える人になって、社会でも通用する。

「あの人、いいよね」と言われるような生き方をして、自分が幸せで、周りの人も幸せにできて。

それが一番だな。

それは理想ですよって言うけど、人は理想に向かうもんだよな。

「理想」だからって、あきらめちゃだめなんだよな。

俺は、お弟子さんが俺の機嫌を取ったことがないっていうぐらい、機嫌がいいんだ。

なぜ機嫌がいいかと言うと、俺が自分で機嫌良くしているんだよ。

「一人さん、いつも笑顔ですね」
俺は、いつも笑顔にしているの。

明るく楽しくなっちゃうようなこと、いつも考えてる。


いつも暗い人、いるでしょ?

それ、暗くしてるんだよ、自分で。

本当だよ、隣の人が暗くしてるんじゃないんだよ。

間違いなく、自分で暗くしてる。


ボランティアと言うけど、最高のボランティアって笑顔だよ。

明るい話をするとか、それもボランティアだ。

だから、暗い顔してボランティア、やっちゃだめ。

暗くなった時点で、もうボランティアになってない。

その顔でボランティア行くの、やめてよ、みたいな事ってあるよね。

笑顔で行かなきゃダメだよな。


愛弟子X

 

職場でニコニコしてると、結構、いじられるんですけど。

みんなが嫌がるような仕事も、俺だといっぱい頼みやすいみたいで、バァーッと頼まれるんですよ。

斎藤一人さん

出世の糸口ってそういうもんだよ。

いろんな仕事を頼まれるようになると、しばらく経つと、必ず出世するの。

だから、いじられたって、そうやってやってるほうがいいんだよ。

それでな、急に笑顔にすると、「何があったんだ?」って、周りは思うに決まってるんだよ。

「なんか、変な宗教に入ったんじゃないか」って。

そんなことを言う奴はそういうやつなの。

正しいのは、あなたなの。


だって、笑顔の方がいいに決まってんだよ。

愚痴とか不平不満、泣き言だとか、聞いてる人間が暗くなったり、嫌な気分になるような地獄言葉を言うよりも、「ついてる!」とか、「感謝してます」とか、「ありがとう」とか、心が明るくなったり、気持ち良くなるような天国言葉の方がいいに決まってんだよ。

決まりきったことをやらないのは我が強いんだよ。

笑顔の方がいいに決まってるんだよ。

いいに決まってることは、やればいいんだよ。

ただ、今まで行ったことのない人間が「いいこと」を急にやりだすと、大概の人間は「あれ、どうしちゃったんだろう」って思うんだよ。

だけど、そういう周囲の目をものともせずやってると、すぐに「この人は、素晴らしい人間なんだ」と思ってくれちゃう。

絶対、周りの人間は「あいつ、良くなった」って、心の中で思ってるんだよ。

それは当然だよ、ブスっとしてるやつより、明るいやつの方がいいに決まってるんだから。


愛弟子X


そうですよね。


斎藤一人さん


だから、それをやり続けてると、半年か、1年もすると、周りも「この人はそういう、素晴らしい人だ」と思っちゃうんだよね。

それで、仕事も倍、頼まれると、倍、働ける。

それって、君の会社としては絶対、お得なんだよ。

似たような能力の社員が二人いるとして、社長が出世させたい奴は絶対、会社にとってお得なやつに決まってる。

だから、君は正しいことをやってるんだから、ここで嫌になっちゃう、ダメなんだよな。

自分は一生懸命、正しいことをしてるのに、他のやつは出来ないって、別に大した問題じゃないよな。

だって、学校に行ってた頃、みんなが0点取って、自分だけ100点取ったら気分いいよね、嫌にならないだろ?

だから、みんなが笑顔になれない時でも、自分だけは笑顔でいるんだよな。


愛弟子X


自分の場合、電気工事屋なんですよ。

で、部下が10人ぐらいいるんですけど、部下が最近、自分に結構、わがままを。

自分がニコニコしてるから、わがままを聞いてくれるって言うかんじで。


斎藤一人さん


それはまた違うんだよ。



人間を指導する、ということ


あのな、一人さんはいつもニコニコしてるけど、やり方を知らなくて間違ったことをしてる人がいたら、「ちょっと、ちょっとおいで、いい話あるから」って。
相手を呼んで、ちゃんと、やり方を教えるんだよな。

それか、「それはお前の仕事なんだ、俺に頼んじゃいけないんだぞ」って明確に教えてあげなきゃいけない。

なぜなら、あなたは指導者だから、指導者が怒る必要はないの、教えればいいだけ、笑顔で教えればいい。

だから、部下がいるなら、部下に、「俺が優しいのは、俺の愛なんだ。お前ら、ちゃんとやれよ」って言えばいい。

「俺が優しいからって、なんでも、わがまま、言ってもいいんじゃないぞ」って言えばいいの。

そういう生き方してたら、人間として恥じなんだから、「そういうのやめな」って言ってやらなきゃ。


愛弟子X


あの、自分もそう言ってるんです。


斎藤一人さん

だとしたら、伝え方が悪いの。

「相手が悪い」と言ったら、そこでもう終わり、相手のせいにしたら、進歩はないよ。

伝え方が悪いと思わなかったら、なにも解決にならない。


愛弟子W

じゃ、どんな感じで伝えたらいいんですか?


斎藤一人さん

わからないな。

なぜなら、ケース・バイ・ケース、君の事情と、他の人の事情と、全員、置かれてる状況が違うんだよ。

彼が今、直面しているこの問題は、あれが神様から与えられた「成長の階段」なの。

だから、彼が、自分の部下に伝えるにはどういう話し方をしたらいいだろうか、って自分で探すしかないの。


愛弟子X


それで、また、元請けには無理な仕事を、結構、パーッと頼まれて、部下になんか、こう。


斎藤一人さん

そこをうまくこなすのが、この人の今の仕事なの。

そうすると、必ず、部下からも信頼されて、元請けからも信頼されて。

「あそこにすげー奴がいるぞ」と言われる。

だから、部下から信頼されて、元請けからも「あいつ、すごい」って言われる。

それで、「どうやって仕事をこなせばいいんですか?」って俺に質問しても俺には分からない。

なぜかと言うと、俺に起きた問題じゃないから。

逆に、俺に起きた問題の解決方法を彼に聞いたって、絶対に答えられない。

わかるかな?



ゾクゾクするほど面白い! 
自分が変わるような仕事


1人1人問題が違うからね。

ただ、起きた問題を解決するときの、心構えと言うか、考え方は共通して、自分の魂が一つ上に行けばいいんだよ、人間的に成長すればいいの。

簡単に言うと、元請けも部下もあなたのことを「さすが、この人はすごい」と思っちゃうように、自分を改良するの。


仕事とはね、その仕事を通して自分が成長した時が、仕事もうまくいくし、面白いの。

だから、今まで通りではダメなことだけは確かなの。

だって、行き詰ってんだから。

で、社員も変わらないし、元請けも変わらないの。

人は変えられないの。

変えられるのは、自分だけ。

自分の持ち駒は自分だけなんだよ。

わかるかい?

あなたが成長するために、神様が問題をくれるの。

で、絶対、ダメなのが「相手が変わってくれないかな」と思うことなの。

これは絶対、ダメなの。

これ、もう、ルール違反なの。

で、絶対、相手は変わらないから。


相手なんか、変わんなくていいの。

元請けがわがままだったら、わがままでいいの。

で、自分が変わった時って、相手が変わっちゃうの。

不思議なんだけど。

あのね、自分を変えずに相手を変えようと思った時、世の中ずっと変わらずに行くの。

自分が変わればいいの。

ともかく、いろんなことを考えてね、クリアしてな。

 

 

斎藤一人さんの話を纏めました。

 

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