こんにちは、アシスタントのメロンです。言語化する能力、アウトプットする能力を鍛えてみたいんです。
それで、メロンちゃんは、どうしてそういう風に思ったんですか?
私は、自分の感情や言葉にするのが苦手です。
それで、メロンちゃんは、何が原因だと思いますか?
私は、完璧主義とか、自意識過剰が邪魔をして、コミュニケーションがうまくできません。
それで、メロンちゃんは、言語化する能力、アウトプットする能力を鍛えてみたいと思ったんですね。
自分を表現する良いトレーニング方法はありませんか?
言語化する能力を鍛えたいということですが、言いたいこととか、本音の気持ちとか、
実際言葉に出せなくても、頭に浮かんでいるんですか?
頭の中に、状況による本音はあります。あるんですけども、実際言葉に出そうとすると遠慮してしまうんです。
決まり文句しか、聞いたことがないですね。
オブラートに包んで、一言とか二言しかとしか言えません。話を続けることが、すごく難しいんです。
どうして、難しいんですか?
自分の発言で、相手からのフィードバックがすごく怖く感じてしまうです。
ご両親との関係性、過去から今にかけてどんな感じですか?
両親との現状での関係性は、過去については基本的に放任主義でした。
他人軸
お父さんは厳しくて、お母さんは過保護で、良い子でいないとダメなんだと言われてきたんですね。
今現在は、昔とあまり変わらないですね。あまり本音も言えずに、距離を空けてる状況です。
いつぐらいから、自分の本音を言葉にするということに、ブレーキがかかるように感じましたか?<
小学生高学年で、11歳頃からです。
認識したのはいつ頃ですか?
小さい頃から人見知りで、あまり感情を出せなかったんです。
今は、笑顔になってますね。
パーソナリティ障害
いいえ、引きつってるんです。表情を作るのが下手で、特に笑顔になることが苦手でした。いつもの無表情になってしまうんです。軽いパーソナリティ障害だと思っています。
本音を飲み込んでしまう。言いたいと思った時、その直後に飲み込んでしまうんですが、飲み込んでしまう直前と我慢をしている最中、後、飲み込んだ直後、こういう時はどんなことを考えて、どんなことを言い聞かせてるんですか?
本音を飲み込む直前は、自分を出すことは悪いことなんだと、自分に言い聞かせています。それで口にチャックしてしまうんです。
それで、あまり喋らないというより、喋れないんですね。
我慢をしている最中というのは、周りの人の表情を気にしていたり、絶対に迷惑をかけてはいけないなという風に思って、飲み込んだ直後と、その後は失敗したなというストレスを感じて、自分を嫌いになってしまうんです。
メロンちゃんは、親が喜ぶ子ではないと、自分には価値がないんだ。そういう風に信じていると思います。
例えばこういうことを言えば親が喜ぶのではないのか。
こういうことを言えば親が喜ばないのではないのか。
こういうことを言ってしまえば、親から嫌われるのではないか。
つまり自分の言いたいことは、自分の中に判断基準があるのではなくて、自分の発言に対して他人はどう考えているのだろうか。
これをいわゆる他人軸と呼びます。
共感力
実にこれはいいことなんです。
他人に共感する力が高いんです。
周りを観察する力が高いんです。
実は本当はコミュニケーション能力が高い人なんです。
本当は高いんですが、高いがゆえに、過剰に周りが見えるんです。
過剰に周りに共感するんです。
残念ですが、他の人の判断基準、他の人が心の中でどういう判断基準を持ってるのかは、他の人とより深い関係性を築かないといけないですね。
この人はこういう判断基準を持っているんだとか、この人はこういうことを言えば怒るんだなとか、こういうことを言えば笑うんだなとか、やはりある程度関係性を築いていかないと、他の人の判断基準は分かりません。
しかし他の人との関係性を築いていくには、自分の思っていることを、相手に伝えていく必要があるんです。
実はここでネガティブグループにはまっているんです。
自分の言いたいことも言えないから、他の人との深い関係性も築けないでいるんです。
いつまでたっても、相手の判断基準は察知できないでいるんです。
だから余計にどうしよう。
何を言ったらいいんだろう。
私はそれが辛いのではないかと思っています。
他人軸のままでいる以上は、実はいつまでも自分の思いというものを、素直な思いというものをなかなか表現できないんです。
やはり苦しいのではないかなと思います。
頭の中には、本当はこういうことを、言いたいんだということがあるんです。
たくさんあるんですけども、言いたいことがいっぱいあるのに、自分の本音を言えば、周りに迷惑かかるのではないかと、先回りして考えるんです。
飲み込み癖
そしてその考えを、飲み込んでしまうんです。
要は飲み込み癖が、かなり染み付いてるんです。
どうするかと言えば、飲み込み癖が付いているので、吐き出す癖をつけるんです。
とりあえず頭の中にいろんなことが出ているので、出してみるんです。
練習をしてみるんです。
これまでならば、何か言いたい時は、頭の中に何か浮かんだ際には、反射的に自分の言いたいことを言うことは、悪いことなんです。
言ったならば、相手に迷惑をかけてしまうんです。
そういうことを先に考えてしまって、飲み込んでしまうわけなんです。
そこにちょっと待てよと、これからは練習をしていくんです。
そんなことはわかってるんですが、でもできないんです。
多分悩んでいると思います。
メンタルトレーニング
ここからは実直でかつ効果があるようなメンタルトレーニングの、5個ほど今考えましたので、5個ほどこれからお話ししてみたいなと思っています。
ステップ1
親に認めてもらいたいんだ。でも無理みたいな満たされない欲求不満を、メロンちゃんはたくさん持ってるはずなんです。
自分の中にものすごく持っているので、それらはノートとかに、書きなぐってください。
ひたすら親に対する不平不満みたいなものを、まずは書いてみてください。
そもそもですよ。これまで良い子になろうと思って、ずっ~と親から認められようと思って頑張ってきたんですが、残念ながら実現しなかったです。
すごく残念な体験をしてきたわけなんです。
だからこそ自分の本音を、素直に未だに言えないというような状況にいますから、相当自分の心の奥底に、恨みつらみというものがあって当然なわけなんです。
しかし良い子でいなければいけないという大前提があるので、恨みつらみ思ってること自体が、ダメなんだとさらに抑圧をかけるんです。
メロンちゃんは我慢強い人なんです。よくメロンちゃんは、ここまで我慢してきました。
ガオ~!!
泣き方を、忘れてるんですね。
この我慢強さを活かして、今度は別の方向に活かして、親に対する恨みつらみみたいなことを、徹底的に、徹底的に書き出してみて欲しいんです。
デスノート
いわゆるデスノートです。
絶対誰にも見られない場所に行って、誰にも見られないようにして、ノートに思う存分書いて欲しいんです。
あの時こんなことしやがってこのやろう。
ぶん殴ってやる。
なんでもいいですから、ひたすら書いてみるんです。
恨みつらみとか、いわゆるお腹の中にあるものを出して見るんです。
メロンちゃんまずはしてください。
恨みつらみみたいなことを書いていたりすると、突然、こういう部分は感謝できます。
そういう湧き上がってくる気持ちがあるんです。
そういうポジティブ系のものも、出てきたりすることもあるんです。
一旦そこは置いといてください。
ひたすらネガティブなことをして欲しいんです。
やりきるまで、まずはやってみてください。
書き出すだけではダメなんです。
書き出して、もう十分かきつくしました。
十分書いたならば、その中から、これだけは最高に許せない。ネガティブ感情のピークにあるものを、一個だけ選んでください。
はい、分かりました。
採点
一個選んだならば、それに対して10点満点をつけてください。
一番のピークです。
絶対に許せない場面です。
すごく傷ついたとか、ものすごく悲しいとか、不平不満の中から、これが最高というのを、一個だけ選んだら、10点満点をまずはつけて欲しいんです。
その10点満点を基準にして、メロンちゃんが全部書き出したものを、その10点と比べれれば、これは何点なのか。あれは何点なのか。
どんどん、採点をしてみて欲しいんです。
これは伝わってますでしょうか?
いわゆるデスノートに書いたことを、最高のことを10点にして、他の事は9点とか8点とか7点とか色々あると思うんです。
全部9点とかにするのではなくて、一個ずつ比べてみながら、これが2点ぐらいかな。
という風にして、どんどん採点をして欲しいんです。
採点をしていくと、確かにこれは書き出したものの、これはもういいかなと思えるものもあったりするんです。
デスノートから消していただければ良いですね。
ここからが本題です。
採点に残ったあれやこれやを、まじまじと見るんです。
そういえば、こういうことがあったな。
思い出してきて、頭にくるな。
それをして欲しいんです。
イメージ
それをしたならば、イメージの中で、あくまでも頭の中で、その相手、お父さんなのか、お母さんなのか分かりませんが、その相手をボコボコに罵倒するんです。
その相手を、殴ってみる。蹴飛ばしてみる。投げつけてみる。
もちろんイメージの中でですよ。
してほしいなということです。
多分ですけども、メロンちゃんは、反抗期がなかったと思うんです。
ちょっとは色々あったかもしれませんが、徹底的に親と半目状態になってしまって、もう縁を切るぞ。
おそらくそこまでのことは、行ったことがないと思うんです。
だからこそ、親が考えてる良い子、枠組み、価値観ですね。
枠組みの中に未だに囚われてしまっているんです。
イメージの中で、その枠を壊して欲しいんです。
イメージの中で、その反抗期をやって欲しいんです。
メロンちゃんも大人ですから、実際に親を捕まえて、本気でボコボコにしたならば、すぐに警察沙汰になります。
それはまずいですから、あくまでもイメージの中で、ボコボコにしてみましょうということです。
伝わっていますでしょうか?
案外イメージの中にも関わらず、親をボコボコにしている自分に対して、罪悪感を持ったりするんです。
なぜならば、ベースには良い子でなければいけないと思ってるんです。
そこを持ち前の我慢強さで、それでも罵声を浴びせるんです。
ふざけるな、お前らのせいでこんなことがあっただろう。
これをイメージの中で、やってみてくださいということです。
エア反抗期
車をお持ちの方であれば、周りに人がいないことを確認して、車の中で声に出してみた方が良いですね。
あるいは一人でカラオケボックスに行って、小さなクッションみたいなものを、壁にぶつけてみたりしてください。
いわゆるエア反抗期です。
イメージの中で、徹底的にしてみてください。
一応一個だけ注意点はあるんですが、注意点は何かというと、ネガティブな感情というのは、使いようによっては、良い方にも使えるんです。
ダラダラするのは良くはないです。
時間を決めて、最長でも5分間だけ、イメージの中で親のことを、ボコボコにしてやろうと決めたならば、中途半端ではなくて、頭の中でやってみてくださいということです。
5分経てば、深呼吸をして、これで一個が終わるんです。
これは伝わってますでしょうか?
一個目の時点で、もしかしてハードルが高いかもしれません。
step2
一個目は不平不満のデスノートをみたいなことだったんですが、とはいうものの感謝できること、心が温まること、豊かで自分は愛されている。
ということを感じてる気持ちは多分あると思います。
今度はこういうことが嬉しかった。
こういうことは本当にありがとう。
こういうことは本当に感謝しているんだということが、あるでしょうから、今度はそっちを、改めて書けるだけ書いて欲しいんです。
ここでものすごく注意していただきたいのは、メロンちゃんは、親が思っている良い子を演じることが癖付いています。
子供としては、こういうことは感謝していないとまずいと思うんです。
そういうことをうっかり書いてしまうんです。
それはやめましょうということです。
本音
本音で気持ちがありがたいと思ってることを、書いて欲しいんですね。
本当にありがたいよね。
本当に嬉しいよね。
本音で思えることだけを、書いて欲しいんです。
上っ面だけで、あの時弁当を作ってくれて嬉しかったとか、そういうことではなくて、本当に嬉しかったことを書いてください。
仕事もしていて、あの弁当を作ってくれて嬉しかった。
心の底からそういう風に思えることだけを書きましょう。
これも一気に短時間でやるのではなくて、やりだすと抑圧していた気持ちが、出てきたりします。
どんどんいろんなことを思い出してきますから、1日5、6個ずつ思い出してみよう。
たくさんあればです。
少し時間を決めて、毎日思い出しながら、書き出してみるのが良いですね。
これが二つ目です。
step3
三つ目は、自分に対して許可を出すことです。
何の許可を出すかと言うと、親から期待されてる良い子を、しなくてもよいということです。
許可を出してみるという練習を、これも声を出しながら、地味にしていただけると良いですね。
例えばどんなことを声に出すかと言うと、もう私は親が期待するような良い子にならなくていいんだよ。
もう大丈夫なんだから。
ということをどんどん自分に言っていくわけです。
もう私は親の期待に応えなくて良いんですから。
どんどん自分に言い聞かせてあげてください。
良い子病
もしも、良い子病が心に染み付いていると、なかなか言葉に出すこと自体も、もしかすると相当抵抗があると思うんです。
持ち前の我慢強さで、そこはこらえてください。
もしもですよ。
期待に応えなくてもよいということを、言えないならば、そういう風に感じるのであれば、まずは自分は親が期待するような子供になれなくてごめんね。
本当に親の期待に応えることが出来なくて申し訳ないな。ごめんなさい。
そういうところから、ちょっと初めて見ても良いのかなと思っています。
いずれにしても、親の価値観という枠組み。
この中に押し込められている状態なんですね。
もう縛られなくていいんです。
どんどん自分に言って聞かせるんです。
そういうことを是非やってみてください。
これを毎日、毎日少しずつやってみれば良いと思います。
step4
四つ目は、今までの人生で親の期待に応えようと、良い子でいないといけないんだ。
こういうことを言えば、人に迷惑をかけるから、自分の本音は、どんな本音にしても、押し殺さなければいけないんだ。
そういう風にずっ~と頑張ってきたんです。
頑張ってきた自分を労ってあげるんです。
という新しい習慣を身につけるというのが、4番目です。
メロンちゃんは自分をなんとかしようと、頑張っているんです。
なので頑張っている自分に対して、よくやってるよ。
そういうふうにぜひ言って欲しいんです。
あんなに良い子になれ、良い子になれと言われて、ただでさえ良い子にしていたのに、もっと良い子になれもっと良い子になれ。
それでは具体的に良い子とは何なんですか。
言葉で示されないまま、とにかく良い子になれ。
とにかく良い子でいなさい。
そこで頑張っていた自分に対して、本当にすごいな。
自分はよくやってきたな。
新しい習慣
もう大丈夫なんだから、そんな感じで、どんどん自分に労いの言葉をかけてあげる習慣を、新しい習慣をつけて欲しいんです。
何回も何回も特にねぎらうというのは、やってみていただけるといいなと思うんです。
そのままでいいんだと、たくさん自分のことを、労ってあげて下さい。
自分は本音を言いたいのに言えないんです。
飲み込んだ直後には、失敗したな。
どうして自分は言えないんだろう。
自分を嫌いになってしまうことだったんですが、そういうふうにしろと教わってきたんです。
なので仕方がないんです。
そんな中でも自分はよくやってきたな。
という風に自分のことを優しく労ってあげてくださいね。これが4番目です。
どうすればアウトプットできますか?
ここまではアウトプットには全然関係していません。ここまでは、アウトプットするための土台の話なんですね。
おなかの中にいろんなものを溜め込んでいると、一旦出しましょうということです。
4番目までは、しっかりと自分と向き合うということです。
トレーニング方法を4個紹介したんです。
今回は五つほど紹介しようと思うんです。
step5
そして最後の五つ目は、実際に話すためのトレーニングなんです。
例えば映画を見ながら、そこに突っ込んでいく練習をするんです。
なんでこんな練習するかと言うと、現状では、多分話す筋力というのが鈍ってると思うんです。
とにかく話すための筋力アップをするんです。
自分の意見を相手に伝えていくという筋力アップをして欲しいんです。
筋力アップのために、実際に人を目の前にして、今日は言ってみよう。
バーンと言ってしまうんですね。
私がそうです。
話慣れしていないので、自分の意見を素直に伝えてるということに、慣れていないので、うっかりすると、余計に言ってしまうんですね。
相手がびっくりすることを、急に言ってしまうんです。
何であんなことを言ってしまったんだろう。
やっぱり自分はダメなんだ。
筋トレ
ネガティブサイクルに陥ってしまうので、まずは筋トレをします。
筋トレのために有効な手段は、映画が良いですね。
誰かが喋ってることに対して、自分の本音を突っ込んでいくんです。
どんどん練習してみてください。
映画の良いところは、今の本音は駄目だと思っても、もう一度巻き戻して、映画を再生しながら、このタイミングで行こう。
何回も何回も繰り返して練習できるんです。
本当に良い練習になると思います。
最後に
自分の人に対して、本音を伝える前に、まずは二次元で、バーチャルの世界でちょっと練習をしてみて、本音を話す筋肉というのを一からちゃんと作っておくんですね。
結構スムーズに話せるようになってきたと思ったら、友達とか誰かにちょっとずつ言ってくんです。
どんどんやってみると良いですね。
何か一つでも参考になれば良いと思います。
他人軸から自分軸にずるいちょっとしたヒントにでもなれば良いかなと思っています。
いかがでしたでしょうか、最後までお付き合いいただき、有り難う御座いました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。