私、季節の変わり目が特にめまいが酷いので、何か良い方法は有りませんか!!
今年の梅雨明けは例年より遅くなりましたが、いつもよりめまいなど体の不調を感じることが多いという人もいるのではないでしょうか。
この時期は、気象の影響で自律神経が乱れ、心身の不調を引き起こすことがあります。
こんにちはGreenです、今回は、この時期に多い不調の中でも特にめまいをラクにする効果的なツボをご紹介します。!!
- 女性に多くみられるめまい
- めまいはなぜおこる?
- めまいを放っておくと?
- ツボ押し
- ぐるぐる目が回る「めまい」の原因を漢方の考え方で解説
- 普段の生活で気をつけたいこと
- 目が回るようなめまいに悩む方へ、おすすめの食べ物
- まとめ
緊張や不安を感じる場面で、突然ぐるぐる・フラフラ。まるで雲の上を歩いているような足元がふらつくようなめまいや立ちくらみを経験したことはありませんか?しょっちゅうあるわけではないけれど、めまいが起こると、なんだか不安な気持ちになり、外出を控えたり、人に会うことも躊躇したくなりますよね。
女性に多くみられるめまい
自覚症状はあるけれど、外見にあらわれるわけではなく、周りの人になかなか理解してもらえないことの多いめまい。このめまいは、男性よりも女性に多くみられる症状です。めまいを訴える男性は13.5%なのに対し、女性では31.2%の方が悩んでいるというデータ※もあります。統計上、3割の女性がめまいを経験しているという、意外と多い症状だということがわかりますね。また、年齢があがればあがるほど、めまいで悩んでいる方の割合※は増えていきます。
(出典:厚生労働省平成25年国民生活基礎調査統計表「第9表性・年齢階級・症状(複数回答)別にみた有訴者率」)
めまいはなぜおこる?
めまいにはさまざまな原因があります。脳や耳の中の機能に異常があっておこるめまいや、貧血によるめまいのほか、血圧の急激な変化によって脳に送られる血液量が不安定になることで起こるクラっと感じるようなめまい、ストレスや気圧の変化などによって自律神経のバランスが乱れることで起こるめまいもあります。
めまいを放っておくと?
めまいそのものが不快なのはもちろんですが、耳鳴りや吐き気、頭痛、肩こりなどのほか、精神不安定やうつなどにもつながり、日常生活に支障をきたすことがあります。また、二つ目にあげた脳内の異常が原因のめまいは、特に緊急を要するので注意が必要です。めまいのほか、嘔吐、顔や手足のしびれ・マヒ・ろれつがまわらないなどの症状がある場合は、迷わず病院へ。
ツボ押し
翳風(えいふう)
めまいの原因のひとつとされる内耳の機能を高めるツボ。耳下腺リンパ節にも近いのでむくみをとる働きも。
場所
耳たぶのすぐ後ろにある大きなくぼみ
押し方
翳風のツボを人差し指又は中指で、「気持ちがいい」と感じる程度の強さで左右同時に刺激します。深呼吸をしながらまず10回、慣れてきたら50回程度。座って、目を開けた状態で行いましょう。
頭の竅陰(きょういん)
東洋医学の考えでは、めまいは血液の量を調整する『肝』の働きが鈍って『血』が不足していると考えられており、それを回復してくれるのがこのツボです。
場所
外耳の後ろの真ん中で、骨の内側にあるくぼみ。翳風の斜め上後方にあたる。
押し方
竅陰のツボを中心とした耳の後ろのくぼみを、人差し指から小指の4本指(小指を上にした状態)で左右同時に気持ちがいいと感じる程度の強さで刺激します。深呼吸をしながらまず10回、慣れてきたら50回程度。座って、目を開けた状態で行いましょう。
ぐるぐる目が回る「めまい」の原因を漢方の考え方で解説
めまいの診断は難しく、病名がはっきりしないこともあります。人により症状も原因も様々ですが、とくに目がぐるぐる回るタイプで、時に動悸を伴ったり、頭が重い、胃腸が不調になったりしやすいという方のめまいについて解説します。
このタイプのめまいの原因の1つとして、漢方では「水」の滞りを考えます。
カラダの中の余分な「水」をうまく排出できずに、「水」の流れが頭部で滞ってしまうと、カラダの上部への「気」の流れを妨げてしまいます。そこから、めまいや立ちくらみ、耳鳴りを起すとも考えられているのです。
先にお話ししたように、漢方では「気」・「血」・「水」がカラダの中を巡ることで、カラダが正常に機能すると考えられています。「水」が溜まることで「気」と「血」の巡りを滞らせてしまうと考え、逆に、心身にストレスや疲労がたまり「気」と「血」がうまく巡らなければ、「水」も巡らせることができなくなると考えます。「気」・「血」・「水」のどれもが滞りなく巡っていることが大切です。
水の滞りから起こる「めまい」におすすめしたい苓桂朮甘湯
目の回るようなめまいにお悩みの方に、おすすめの漢方薬をご紹介します。
「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」は、めまい、ふらつきや動悸がある方のめまい、頭痛、耳鳴り、動悸、神経症に効果がある漢方薬です。苓桂朮甘湯は「気」を補い、その流れを促すと共に、カラダの上部に溜まった余分な「水」の排出を助けます。「気」の上昇を助けることで「水」と「気」のめぐりも整い、めまいの改善に役立ちます。
普段の生活で気をつけたいこと
カラダを冷やさない
一見、めまいとは関係がないように思える“冷え”ですが、冷えは「気」・「血」・「水」の流れを滞らせてしまう大きな原因の一つです。「気」・「血」・「水」のバランスが崩れることにより、めまいも引き起こしやすくなると考えられています。
ストレスを溜め込まない
と、言ってもストレス社会の現代。なかなか難しいとは思いますが、ストレスを感じた時は、なるべく早めに発散するように心がけましょう。溜め込み続けるのはカラダにもココロにも危険です。
よく静養すること
「静養」とは“心身を静かにして生命を養う”ことです。“目が回るほど”忙し過ぎて、ついつい休まずに時間だけがたっていた・・、なんてことはありませんか?忙しくても、カラダとココロを休ませることは、とても大切なことです。忙しいときこそ、静養する時間を作るように心がけましょう。ゆっくり、のんびりすることに、罪悪感を覚えないでくださいね。
目が回るようなめまいに悩む方へ、おすすめの食べ物
『簡単ジンジャー シナモンティー』
滞っている「水」の排出を促し「気」「血」の巡りを助けるシナモンと、カラダを温めるのによい生姜を取り入れてみましょう。
用意するのはシナモンスティック1本とスライスした生姜を2,3枚、それにコップ1杯強の水です。シナモンスティックと水をお鍋に入れて火にかけ、沸騰したら中火にして生姜を入れます。香りが立つまで少し待ったら出来上がりです。さらにお手軽に作れる方法もあります。いつもの紅茶にシナモンパウダーとスライスした生姜を浮かべるだけでもOKです。香りも良く、身近な食材で簡単にできるジンジャー シナモンティーはおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?めまいは1度起こると不安になりますが、繰り返さないように、ご紹介したまずめまいがラクになるツボを押して欲しいですね、生活アドバイスをうまく実行したり、漢方薬を取り入れたりして、めまいを気にしなくてもいい日常を取り戻しましょう。
ご自身で判断して、病院に行くのも適切ですね、すべて自己責任でお願いします. 猛暑日が続きますので、皆様の健康を願っています!!
(参考文献:サワイ健康推進課)
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